葬儀やお通夜の参列者全員に、お礼状と一緒に返礼品を渡すのが常識です。返礼品として渡すお品を選ぶ際には、注意しなければならないポイントがいくつかあります。そのため、喪主や遺族の立場になった場合は、マナーをしっかり守ってお品選びをすることが大切なので、事前に確認しておくようにしましょう。
まず、返礼品は香典を貰った、貰わないに関係なく、参列者全員に渡すのがマナーです。渡すお品の相場は、大体500円から1000円程度で、消耗品を選ぶのが一般的になっています。たとえば、お通夜に弔問しに訪れてくれた方には、お茶やコーヒーといった口にするものを選び、告別式に参列した方には、全員にタオルやハンカチなど使えるものを選びます。
葬儀を依頼する業者さんに相談すると、最適なお品を提案してくれるのはもちろんのこと、わからないことも丁寧に教えてくれます。また、最近はホームページを設けている業者さんも多く、その業者さんのサービス内容とともに、葬儀に関する知識やマナーなどが詳しく掲載されています。
もちろん、お返しのお品に関することもわかりやすく掲載されていますしメールで問い合わせを受け付けている業者さんもあります。自分で確認してもわからない場合は、直接業者さんに聞いてみるのも良い方法です。